『妖虫』

 

著者:江戸川乱歩(本名:平井太郎)

明治271021日、三重県名張市に生まれる。大正5年、早稲田大学経済学科を卒業。職を転々としながら11年に『二銭銅貨』を執筆。以降『パノラマ島奇談』『孤島の鬼』などの数々の傑作を発表。昭和40年7月28日に亡くなる。余談であるが、ワセダミステリ・クラブは1957年に江戸川乱歩先生を顧問に発足した。

 

江戸川乱歩賞:

 一九五四(昭和二十九年)十月三十日、江戸川乱歩は、自らの還暦祝賀会の席上で、探偵作家クラブに百万円の寄付を行うことを明らかにした。これを基金として、探偵小説奨励の賞を制定するのが目的であった。こうして制定された江戸川乱歩賞は、「その年度の探偵小説の諸分野において顕著なる業績を示した人に、過去の実績をも考慮して贈賞する」というもので、功労賞としての意味合いを備えた賞としてスタートした(日本推理作家協会HPより)

 

概要:

 探偵に憧れ好奇心旺盛な相川守と、東京で一・二を争うほどの美人な妹珠子は、珠子の家庭教師の殿村京子と一緒にレストランで食事をしていた。京子は得意の読唇術で、隅に居た二人の会話を読み取る。それは殺人計画だった。持ち前の好奇心から守は、京子の読み取った殺人実行場所に赴く。そこで目撃するのは、失踪中の美人女優、春川月子の殺害だった。彼が警察に行っている間に犯人は逃走。残されたのは死体と血で描かれた「赤いサソリ」であった。第二のターゲットは妹の珠子。守は珠子の殺害を食い止めようと、老探偵三笠竜介と共に孤軍奮闘する。ところが竜介は犯人の邪魔により、すんでのところで犯人を取り逃し、更に刺されるという失態をおかす。はたして守・竜介 対「赤いサソリ」の勝者は…。

 

議題:

1、皆さんの感想をお聞かせください。

2、読んでいる最中に犯人・トリックは分かりましたか?

3、犯人の動機は納得できるものでしたか?

4、何故「赤いサソリ」をモチーフにしたのだと思いますか?

5、その他

 

☆参加ありがとうございました。